ライブドアによる有価証券報告書の虚偽記載の発覚により、ライブドアの株式を保有していた日本生命保険と三菱UFJ信託銀行など5つの信託銀行が、株価暴落による損害を受けたとして、ライブドアホールディングス(旧ライブドア)に計108億円の賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁でありました。
地裁の判決では、有価証券報告書の虚偽記載による損害を認め、ライブドアに約95億円の賠償を命じました。この判決に対し、ライブドア側は控訴する方針のようです。
証券取引法の改正により、有価証券報告書の虚偽記載で投資家が損害を受けた場合、株式の発行会社に損害賠償請求ができることになりました(現在は金融商品取引法となっています)。今回の判決は、この虚偽記載による企業の賠償責任を認めた点に意義があるとされています。
個人株主からも同様の損害賠償請求訴訟がなされているため、こちらの判決にも多大な影響を及ぼすと考えられています。
(参照:読売新聞 YOMIURI ONLINE)
厚生労働省が、介護保険料を課税所得に応じた額にする定率負担の導入へ向けて検討を始めました。導入されれば、個人の負担能力に応じた保険料設定になることが期待されます。
現行の介護保険料は、市町村ごとに設定されている保険料基準額をもとに、本人や家族の課税状況、本人の所得額などに応じて決められています。この場合、老年者控除の廃止などの税制改正で、年収は変わらないまま課税額のみが増え、保険料の負担も増えるケースが起きていました。
保険料基準額が上がれば負担額の差はさらに拡大することが予想されるため、現行方式そのものを見直すことになったものです。暮らしに直結するだけに、議論の行方をしっかり見守りたいものです。
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携帯電話に電子マネーの機能を組み込んだ「おサイフけーたい」は、新機種に標準装備されるなど一気に定着した感があります。続いて、じわりと浸透している機能が「携帯クレジット」です。NTTドコモやトヨタファイナンスなどが、書店やタクシーで使えるように読み取り端末の設置を進めており、KDDIも追随する姿勢をみせています。
一見、便利度が増すように思えます。しかし「携帯をなくした(盗まれた)」という方は少なくないのではないでしょうか。携帯電話がさらに機能的になるということは、裏を返せば、なくした(盗まれた)時の被害が大きなものになるということです。
また、原則としてクレジットカードが発行されない高校生以下を市場として開拓しようとする動きもあります。最近ではクレジット決済の仕組みを授業の中で教える学校も増えていますが、“解禁”するためには充分な議論が必要でしょう。
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10月の郵政民営化へ向けた準備会社「日本郵政」は、民営化後のできるだけ早い段階で、個人向けの融資に参入する方針を示しました。これまで年齢や勤続年数を理由に銀行から融資を断られることが多かった若い女性層などをターゲットに、住宅ローンなどの市場を開拓する意向です。
全国で2万5千局以上ある郵便局の何パーセントで個人向け融資を扱うのかは決まっていませんが、実現されれば、融資を受けることをお考えの方にとっては利便性が相当高まるでしょう。一方、他の金融機関にとって巨大な競争相手が出現することになります。融資条件の緩和や低金利商品の開発などが一気に進み、融資環境がいっぺんする可能性もあります。
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関東の大学教職員組合で作る「東京私大連」が、「私立大学新入生の家計負担調査」を発表しました。調査によると、私立大学の入学年次にかかる費用は平均約307万円で、平均年収の3割を超えています。
また、受験から入学までにかかる費用については、自宅生の家庭の25.2%、自宅外生の家庭の30.8%が借金でまかなっています。その額は平均で174万3千円に達し、過去最高を記録しています。こうした負担に対し、約9割の家庭が「たいへん重い」または「重い」と答えています。
こうした負担感から、自宅外生への仕送り額は減り続けています。入学年次で出費が落ち着く6月の仕送り額で比べると、2006年は初めて10万円台を割り、1986年の調査開始以来、過去最低額でした。10年前と比べても2割減っています。家賃相場は横ばいですから、学生は生活費を切り詰めていることがうかがえます。
景気が回復しているとはいえ、身近には実感がわかないと方も多いのでは。こうした現状を踏まえ、早い段階での資金計画が必要でしょう。
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