12/30 いまの景気は「曇り空」!?
さて、もう今年も終わりですね。ここで、家計を考えるうえで不可欠な景気の動向を考えてみましょう。
毎年、この時期には景気を占ううえで重要な指標が発表されます。
11月分の消費、物価、雇用、生産の統計結果は、家計調査の一世帯あたり消費支出が前年同月より0.7%減。9月には、同6%減と大きく落ち込んでいましたが、マイナス幅は2カ月続けて改善しました。商業販売統計によると、小売業、百貨店、スーパーの販売額が減少しています。
一方で、家計消費状況調査(高額消費も含めた一世帯あたりの消費支出)は、少し改善しました。これらを見ると、「消費者物価」の上昇率や「個人消費」の動向は予測しづらい状況となっています。天気でいえば、曇空といえるでしょう。
中央銀行である日本銀行は、現在、今後の金融政策を決めるうえで、物価と消費の行方に注目しています。与党の一部からは、リ利上げを求める声も挙がっています。その判断をめぐって、年明けに経済指標や市場動向を再点検するといいます。いずれにしろ、日本銀行の判断には、注意が必要です。